こんにちは、アキラ120%です。
今回は「働きながら会計士試験に挑む社会人が、合格を勝ち取るために必要なマインドセット3選」についてお話しします。
私自身、社会人としてフルタイムで働きながら会計士試験に合格することができました。
その背景には、単なる「効率的な勉強法」だけでなく、「合格に向けた思考の土台」があったと確信しています。
社会人は、とにかく時間がない。
だからこそ、“どうモチベーションを維持し、正しく努力を継続するか”が、何より大切です。
本記事では、その支えとなる「3つのマインドセット」を、実体験を交えてお伝えします。
社会人に限らず、短期間で合格を目指したい学生にも役立つ内容ですので、ぜひ最後までご覧ください!
① 必要最低限の教材以外には手を出さない
結論、**「信頼できる教材に絞って、それを使い倒す」**ことが最強です。
これは会計士試験に限らず、あらゆる資格試験に共通する鉄則だと感じます。
合格に必要なのは、「知識の量」より「使いこなせる知識の深さ」。
💡使い倒すとは:
その教材の内容を、見なくても人に説明できるレベルまで落とし込むこと。
例えば、誰かに「この論点って何?」と聞かれたときに、教材の内容と同じレベルで話せるなら、もうそれは“あなたの武器”になっている証拠です。
📱SNSやネットを見ると、
「○○の計算問題集は秀逸」
「この専門書もおすすめ」
などの情報が溢れています。
不安になる気持ちはとてもよくわかります。
しかし、教材を増やして安心するのはNG。
時間は有限、勉強範囲は無限。迷ったら、まずは“今ある教材を極める”ことに集中しましょう。
私の場合も、論文対策では**論文まとめ本1冊だけ(ABランク限定)**を徹底的に使い倒しました。
(CPAなら論文対策問題集、大原ならポケットコンパスなど)
📌補足:私が実際に使っていた教材は、以下の記事でも紹介しています。
👉【科目別勉強法】「社会人」が「独学」で58合格した超効率勉強方法

② 「今年絶対に受かる」と決める
社会人は、今の収入で“とりあえず生活できてしまう”ため、「今年落ちても来年また受ければいいか」と気が緩みやすいです。
でも、それは“合格の先延ばし”です。
どれだけ勉強しても、完璧な状態で本番に臨める人なんていません。
むしろ、不安を抱えながら“割り切って受ける”のが普通です。
私自身も、5月短答合格後のわずか3ヶ月で、租税法・経営学ほぼゼロから論文試験に挑みました。
模試判定はD〜E。でも、「今年で絶対に決める」と心に決めて勉強を続けたから、合格できました。
万一落ちても、本気で取り組んでいれば反省点が見え、来年の糧になります。
でも、中途半端にやると「本気出せばいけたはず」と思うだけで、何も残りません。
だからこそ、“今年絶対に受かるマインド”が、最短合格への原動力になります。
③ 「休息の質 = 勉強の質」と捉える
社会人受験生の最大の敵は「疲労」。
睡眠不足で4時間勉強するより、しっかり休んで2時間集中した方が、圧倒的に定着率が上がります。
私が実践していたのは、以下のような小さな工夫:
- 寝る前のスマホ禁止
- 暴飲暴食を避ける
- 週1でジムに行く
- 日曜夜はサウナ → 早寝
これだけです。でも、小さな習慣が「集中できる脳」をつくってくれました。
通勤中のSNSも、ただ脳のリソースを消耗するだけ。
たった5分でも、目をつぶってリフレッシュするほうが効果的です。
合格するには、「努力を続ける体と脳」が何より大切。
休息を“戦略的に”取り入れましょう。
✅まとめ
社会人が働きながら合格するために必要なマインドセット3選:
- 必要最低限の教材を使い倒す
- 合格を先延ばしにしない
- 休息の質を上げて脳のパフォーマンスを維持する
会計士試験は相対評価に見えて、実は“自分との戦い”です。
他人と比べるより、「この教材をどう極めるか」に集中した方が、精神的にもラクになります。
これから受験される皆さんの参考になれば幸いです!
それではまた。
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